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“for the time being”はいつまで?

For the time beingには、「当分の間、差し当たって」(ウィズダム英和第3版)の訳語が当てられることが多いようですが、「当分の間」ではある程度時間が継続することが予想されるのに対し、「差し当たって」の場合、仮の状態=すぐに変更される可能性がある、とのニュアンスがあり、意味合いがかなり異なります。

New Oxford Dictionary of Englishによれば、“for the time being”とは“for the present”(現在のところ); “until some other arrangement is made”(他の変更が行われるまで)であり、

Cobuild Learner’s Dictionaryでは、“if something is the case or will happen for the time being, it is the case or will happen now, but only until something else becomes possible or happens.”(ある事柄が“for the time being”事実であり、又は将来“for the time being”発生するということは、その事柄が現在、事実であり、又は将来生じるものではあるが、それは、他の事柄が可能となり、又は生じるまでの間のことである。)との説明があります。

これらの辞書を参考にした場合、“for the time being”は、「差し当たって」と訳す方がより意味が近いと思います。「暫定的に」あるいは「仮に」と訳したら行き過ぎでしょうか・・・

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