台湾、中国、そして日本 “Taiwan, China and Japan”
中国、台湾からの留学生と話す機会がありました。中国の方は男性(J君)、台湾の方は女性(Wさん)で、二人とも日本の大学の夏季セミナーに参加し、この夏を日本で過ごしています。現在の世界の状況で、中国、台湾、日本出身の者が一堂に会すると一体どうなるのだろうという若干の不安がありましたが、お二人からそのような政治的しがらみは感じられず、終始和気藹々とした調子で会話がはずみました。
昼食は、例の近所のうどん屋さんへ。J君は鳥丼、Wさんはきしめん(温)、私は、いつもどおり海老天とじ丼ときしめん(小・温)を注文。さすがは日中台の近距離文化圏といったところで、食文化は共通点が多く無問題でした。
それでも会話するときの言語は、日本語は当然のことながら、中国語(広東語)と台湾語間でも直接のコミュニケーションは難しいとのことでしたので英語を使用しました。中国にはマンダリンという便利な言語があるようで、このマンダリンでなら中国・台湾間でも直接の会話が可能のようです。
しばらくして打ち解けてくると、J君が私に「中国のことはどう思うか? J asked me “What do you think of China?”」と質問しました。(やはりこの質問は避けて通れない・・・)と思いながら、私は「悪いニュースが多いですね。例えばマクドナルドのチキンナゲットの問題とか・・・I answered him, “I’ve heard of a lot of bad news about China. Rotten chicken served by McDonald’s, for instance,”」と切り出すと、Wさんは、そのニュースを知らなった様子。そこで、J君が詳しく説明し始めました。そこから話は発展し、広東や台湾ではマクドナルドのデリバリーがあって、30分以内に配達ができないと割引サービスがあるということを教えてくれました。日本ではピザ宅配はあるが、マクドナルドのデリバリーは聞いたことがないと返しておきました。
そこで時間切れとなったのですが、実は、私の中国観については、この続きがあって、「・・・しかし、中国についての情報はかなり操作されて日本で報道されていると思うので、現地行ってこの目で実際に見てみたい “---But I guess most of the news regarding China reported in Japan may be manipulated in some way, so I need to actually go to China to see what is really going on.”」というものでした。このJ君とWさんとはまた話す機会があるので、最後の部分についてしっかり説明しないといけないと思っています。