不可抗力たち "Force Majeure"

一般的な英文契約書には不可抗力 (Force Majeure) 条項があります。

契約当事者に債務不履行が生じた場合であっても、それが不可抗力事由を原因とする場合は、責任を問われないとする条文です。

英文契約書には、不可抗力事由がこれでもかと列記してあります。

たとえば、

”Force Majeure Event mean drought, pestilence, fire, wind, flood, earthquake, volcanic eruption, public disorders, riot, war, embargos, transport restrictions, industrial dispute or labour restrictions, forest fire prevention restrictions---"など。これらの不可抗力事由の内、

辞書を引くことなく和訳をする自信のない事由は、

pestilence

embargos

でした。

英辞郎で調べるとpestilence(ペスト、悪疫、疫病)、embargos(出入港の禁止命令、禁輸措置、禁輸、輸出入の禁止、通商禁止)とのこと。

「疫病」の定義を「集団発生する伝染病・流行病」(wiki)とした場合、集団発生しない伝染病は不可抗力事由に非該当ということになりそうです。

embargoは、語感からイメージが湧きにくく、いつまでたっても覚えられない単語の一つ。

語源はスペイン語らしいです(だから覚えにくかった)。

New Oxford辞書によれば、embargoは、"An official ban on trade or other commercial activety with a particular country."との意味。そうであるならば、訳としては、「出入港の禁止命令」と狭く考えるよりも、広く「輸出入の禁止」「通商禁止」とした方がいいですね。

今後は、pestilence (疫病)、embargos (通商禁止)と翻訳していきたいと思います。

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